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木の存在価値は自然乾燥

自然素材の杉をふんだんに使っても木の香りが少ない、色合いがいまひとつ等々をよく耳にします。
木材の乾燥方法に原因があります。杉の生育条件は水分を好んで大きく育ちます。含水率が高く、また他の針葉樹と違って内部に含まれる水分を除去するのが難しい材として業界筋では頭を痛めています。最近では乾燥技術の発展でこの方法が多く取られるケースが盛んになりました。含水率を素早く低下するには最適な方法でしょう。その反面、木材の乾燥による高温水分除去で木の香り(樹脂成分)が無くなります。
このことから杉の良さとされる「香り」 「色合い」 「艶」は自然乾燥から生まれるものなのです。経年美は自然乾燥から生まれる技とも云えます。

当社の商品の乾燥について

当社の商品は納得のいく自然乾燥で製造しています。加工時の含水検査で(12~15パーセント)を基準としています。