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仲野林業の取り組み

徳島杉とは

徳島県の気候は杉の生育の条件とされる温暖多雨で土質水分が多く杉の成長に適した地質です。 特に杉の色合いの良さと平均した年輪密度は全国レベルより高く良質の材として評価されています。樹齢50年以上から木の熟成度に差が表れます。

熟年の品質

樹齢50年生と60年生の同じ寸法の材を比較すれば一目了然で60年生の材が色合いの良さと年輪密度の違いがはっきりと解ります。この違いが同じ製品として比較しても大きな価値感のズレが出てきます。 弊社の商品は60年生以上の徳島杉を厳選しています。樹脂成分を多く含んでいますから経年変化が楽しめます。

優良徳島杉の利用形態

節を見せる

樹齢70年前後の良質の中目材(2番玉)を利用しました。 「徳島杉」の特徴とされる色合いと節を活かして「床材~壁材」に使われます。

巨木の柾目材を活かす

徳島名産「銘木杉」を柾目取りし、フローリング材として利用します。銘木と云われるだけあって、素材に秘められている美しさは時を重ねながら本物の木が持つ輝きを放ち続けます。

辺材(白身部分)を化粧材に

節の少ない辺材(丸太の外周部分)の白身部分は建材としての応用 範囲が広く、当社の徳島杉オリジナル商品に採用しています。調湿効果が高くて、純白の美しさが、ひときわ冴えます。

赤身の特性を活かす

高樹齢の丸太の中心に近い赤身部分を利用して外部のデッキ材、又は外壁材等に利用します。歩止まり的リスクを伴いますが、素材に秘められた特性は大きいものがあります。

自然乾燥のこだわり

木の存在価値は自然乾燥

自然素材の杉をふんだんに使っても木の香りが少ない、色合いがいまひとつ等々をよく耳にします。 木材の乾燥方法に原因があります。杉の生育条件は水分を好んで大きく育ちます。含水率が高く、また他の針葉樹と違って内部に含まれる水分を除去するのが難しい材として業界筋では頭を痛めています。最近では乾燥技術の発展でこの方法が多く取られるケースが盛んになりました。含水率を素早く低下するには最適な方法でしょう。その反面、木材の乾燥による高温水分除去で木の香り(樹脂成分)が無くなります。 このことから杉の良さとされる「香り」 「色合い」 「艶」は自然乾燥から生まれるものなのです。経年美は自然乾燥から生まれる技とも云えます。

当社の商品の乾燥について

当社の商品は納得のいく自然乾燥で製造しています。加工時の含水検査で(12~15パーセント)を基準としています。

新型コロナ対策

仲野林業社内では新型コロナ対策として、商談スペースにアクリル板を設置しております。
その他アルコール除菌スプレーの設置、換気も徹底して行っておりますので安心してお越し下さい。